SEIWAアイデアソンとは?
SEIWAアイデアソンは、君津市から世界を変えるような新しいアイデアを出せるような子供たちを育てることを大きな目標としています。現在、ITテクノロジーがあらゆる所に活用されていく中において、10年後には日本でIT技術者が79万人足りなくなります。
そこで、楽しみながらIT技術を身につけていきます。アイデアソンとは、アイデアとマラソンをかけ合わせた言葉となります。4〜5人のチームを組み、決められた期間で、チームごとにアイデアを出し合い、その結果を競うイベントです。
年齢も住んでる場所も違う人たちと話し合うことで発想が広がり、特定のテーマに対してすばらしいアイデアを創出できることから、世界的な会社で取り入れられ、広く活用されています。
世界を変えるラズパイ Raspberry Pi
ラズパイとは、世界中のIT専門家が利用している手のひらに乗ってしまうほど小さいコンピュータです。パソコンやスマホの中にも同じようなコンピュータが入っています。これにセンサーやプログラム、アプリを組み合わせると…車やロボット、ドローンなんかもできてしまいます。このラズパイを使い、世の中の役に立つものや、単純に面白いものを自分たちの手で作り出すんだ!
小さなアイデアやコンピュータが世界を変えていくことに繋がっていくことを実際の目で見て触って楽しんでいこう♪
プログラミング授業と何が違うの?
プログラミング:仮想空間、コンピュータ内での世界。
SEIWAアイデアソン:リアル(現実世界)とコンピュータの融合。IoTの世界。
プログラミングは様々なアプリケーションを動かす仕組みを作ったり、コンピュータを動かしたりとコンピュータに指示をだすものであり、非常に重要なものです。
一方、SEIWAアイデアソンではラズパイを利用します。このラズパイにカメラなどのセンサーをつなげると、多くのことが可能になります。自分たちの手でつなげていくことで、プログラミングでは味わえないコンピュータの仕組みを理解し、応用できるようになります。
さらに、身近な課題や地域の課題を解決していきます。
講座の内容
全10講座となります。1講座あたり約1時間30分。
※内容によって時間が異なることがあります。
全10講座は、前半と後半で大きく2つのブロックに別れます。
前半:ITの基礎
後半:アイデアソン
前半:ITの基礎を学ぶ
前半では、ITの仕組みをしっかりと理解していきます。
スマホやPCは電源を押せばすぐに使えるようになっています。では、どのような仕組みで動いていて、インターネットにはどうつながり、なぜホームページを見ることができるのでしょうか?
このあたりの基礎的な部分を教えてくれる場所はほとんどありません。
この基礎となる部分をしっかり理解ている人と、ただ単純にスマホのアプリを使うだけの人では同じものを使っていく上において大きな違いが出てきます。
特に後半部分のアイデアソンをおこなっていく上において、課題、テーマに対してどうコンピュータを使えるのかという点は非常に重要な部分となります。
・コンピュータとはなにか?
・ネットワークとはなにか?
・インターネットはどうつながるのか?
・世界的に主流となっているIoTとはなにか?
といったことを学んでいきます。
後半:アイデアソン
後半では、まず身の回りの課題や地域課題など、困っていることやこうなると便利になるんじゃないかということアイデアを出し合います。チャレンジしたい課題、テーマを決めて、4〜5人でチームを作ります。そして、チーム内でどうすればそれを解決できるのかを話し合います。その後、実際にそれを動かすための仕組みを作っていきます。
講座の具体的な内容
第1講座:
・IoTとは何か?
・コンピュータとはどのような仕組みなのか?
・CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク、外部デバイス、OS
第2講座:
・ラズパイ(Raspberry Pi)とは何か?
・ラズパイ(Raspberry Pi)を組み立てる
・CLI,GUI、ファイル、ディレクトリ
・プログラム実行
第3講座:
・ネットワークとは何か?
・ネットワークを作る
・IPアドレス
第4講座:
・サーバとクライアント
・Webサーバー
・ホームページ作成する
第5講座:
・「もの、デバイス」とは何か?
・ カメラを試す
第6講座:
・ 外に持ち出してコンピュータを動かす
・モバイルルータ、モバイルバッテリーを利用してみる
第7講座:
・アイデアソン
・身近な課題、地域課題を見つける
第8講座:
・アイデアソン
・課題をどのように解決できるのか、アイデアを考える
・ラズパイとセンサーなどを組み合わせて作る
第9講座:
・アイデアソン
・作ったものがうまく動くのかをためす。
・もう一度作る
第10講座:
・出来上がったアイデア、完成品を発表する
世界を知る先生たち
将来的に君津から世界に出ていくような人を作くっていくことを目的としているため、ITの世界をよく理解している先生が担当します。
※日程により、講師が変更になることがあります。
坂下幸徳(あだ名:坂下先生)
坂下先生は、日立製作所のアメリカのシリコンバレーの拠点である日立アメリカの研究所のラボ長をつとめたのち、現在ヤフーのシステム基盤を支えています。日本とアメリカの違いを理解し、世界に羽ばたいていく上で日本に足りないものを教えてくれます。
西倉誠(あだ名:ネコさん)
ネコさんは、世界的なコンピューターの会社であるIBMで30年働いていました。IT技術を活用した新しいビジネスを作りあげ、1000億円のビジネス規模に成長させた経験をもっています。ITを使う利用者側の立場に立ったものごとの考え方などを教えてくれます。
SEIWAアイデアソンをやろう!と言い出した人
SEIWAアイデアソンをやろう!と言い出したのは、NPO法人いきいき清和の”ノリさん”。
ノリさんは、ITのアナリストを20年やってきました。アナリストとは、5年後、10年後、ITテクノロジーがどのように利用されているのか?世界がどうなっているのか?を予想するのが仕事です。占い師ではありません。現状分析と進化を紐解くことで少し先の世界が見えます。SEIWAアイデアソンを行うことで、5〜10年後に君津からGoogleやAmazon以上の会社を作ってしまう子供が出てくる未来が見えています。
今からどんなものをみんなが作り上げるのか、ワクワクしています!
開催場所
おらがわ :千葉県君津市西粟倉35
PGFLAND :千葉県君津市市宿256
参加対象者
・小学3年生〜中学3年生
・参加者数 16名
参加費
1講座あたり2,300円
全10講座分(23,000円)を初回に、現地にてお支払い下さい。
※お支払いは現金にてお願い致します。
※原則として、欠席等により、講座に参加できない場合でも、返金は致しかねます。
※ラズパイ、ディスプレイ、キーボードなどの必要な機器は、主催者側で全て用意しています。
参加申込
※現在募集を終了しました。
以前実施したSEIWAアイデアソン
実施年
2021年 SEIWAアイデアソン
2022年 SEIWAアイデアソン Season2
2023年 SEIWAアイデアソン Season3
連絡先
NPO法人いきいき清和(担当:ノリさん)
メール:ma1ku2no3@gmail.com
電話:090-4730-3859
君津市:市民が主役のまちづくり事業
協力支援頂いている団体
NPO法人いきいき清和
君津市:市民が主役のまちづくり事業
スマプラ株式会社